中央防疫対策本部によりますと、新型コロナウイルスの感染者は5日までに新たに398人が確認され、累計で9万1638人になりました。
新たな感染者398人のうち、国内での感染は381人で、残りの17人は海外からの入国者でした。死者は8人増えて合わせて1627人、韓国の致死率は1.78%になりました。
一方、4日にワクチン接種を受けた人は合わせて6万7153人で、先月26日から合わせて22万8500人あまりがワクチン接種を受けました。
丁世均(チョン・セギュン)国務総理は5日、中央災害安全対策本部の会議で、「ワクチンを共同購入する国際的な枠組み『COVAX(コバックス)ファシリティー』を通じて、ことし上半期にアストラゼネカ製ワクチン、合わせて105万人分が導入される」と明らかにしました。
導入時期については、今月中におよそ35万人分、4月から5月にかけておよそ70万人分が供給されるということです。
また5日には、政府の感染防止対策「社会的距離の確保措置」の改編案を初めて公開し、各界の意見を聞く公聴会が開かれるということです。
改編案について丁国務総理は、「議論しながら内容の調整を続けていく」としましたが、適用する時期については、新型コロナの感染状況を踏まえて決定する予定だということです。