メニューへ 本文へ
Go Top

社会

釜山と日本結ぶ旅客船会社、日本旅行ボイコットと新型コロナで倒産危機

Write: 2021-03-05 12:40:35Update: 2021-03-05 15:56:41

釜山と日本結ぶ旅客船会社、日本旅行ボイコットと新型コロナで倒産危機

Photo : YONHAP News

釜山と日本を結ぶ国際旅客船を運営する韓国の船舶会社が、日本旅行のボイコット運動に続き、新型コロナの影響で倒産の危機に立たされていることがわかりました。
釜山港国際旅客船協議会によりますと、日本旅行のボイコット運動に続き、新型コロナの感染拡大が1年以上続いたことで、釜山と日本を結ぶ旅客船を利用する客足が完全に途絶えたということです。
釜山港国際旅客ターミナルから対馬や福岡、大阪、下関などを訪れる乗客は、2018年時点で年間142万6000人あまりでしたが、新型コロナの感染拡大が本格化した去年4月からは乗客が一人もいない状況です。
このため、釜山港の国際旅客ターミナルを利用している旅客船会社9社のうち、釜山と対馬を結ぶ区間を運航していた2社が売却もしくは廃業し、残りの7社も深刻な資金難に陥っています。
協議会は、「旅客船会社が相次いで倒産する危機にあるが、政府の支援は、釜山港湾公社の賃貸料や、接岸・離岸費用などにとどまり、実質的な支援を受けるのが難しい」とし、「韓国海洋振興公社の支援が切に求められる」と強調しました。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >