KBO＝韓国野球委員会は、4月３日に開催される韓国プロ野球のKBOリーグで、収容可能人数の10％から30％を上限に、観客を受け入れる方針を示しました。
KBOは、4月3日に開幕するKBOリーグでの観客入場の可否について、政府の感染対策である「社会的距離の確保」に従って、現在レベル２が施行されている首都圏の球場では、収容可能人数の10％、レベル1.5が施行されている地域では、収容可能人数の30％を上限に、観客を受け入れると発表しました。
去年のKBOリーグは、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で開幕が延期され、5月に無観客で開幕されました。7月には、収容可能人数の25％を上限に、観客の入場を認めましたが、全国的に感染が広がったことから、8月中旬に無観客試合に戻しました。
KBOは、政府の感染対策によって、今後、観客の入場状況が変わる可能性があると話しています。
一方、今年から、ビデオ判定を要請できる対象が拡大されます。ビデオ判定を要請できる対象に、「３アウト前のランナーの得点」、「ランナーが塁を踏み損ねたとき」、「ランナーが先行ランナーを追い越したとき」、「タッチアップ時に、野手が捕球する前に進塁したとき」の４つが新たに加わりました。
また、去年までは、ビデオ判定を要請できる回数は、各チーム２回と限られていましたが、ビデオ判定によって審判の判定が２回連続で覆された場合、ビデオ判定を要請したチームに、判定要請のチャンスが、１回追加で与えられます。