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政治

ソウル・釜山市長選 いずれも野党候補が圧勝の勢い

Write: 2021-04-08 00:26:15Update: 2021-04-08 08:28:04

ソウル・釜山市長選 いずれも野党候補が圧勝の勢い

Photo : YONHAP News

来年3月の大統領選挙の行方を占うとされる首都ソウルと第2の都市・釜山(プサン)の市長選が7日行われ、開票作業が進む途中の午後11時半の時点で、いずれも現政権の審判を訴えた保守系の最大野党「国民の力」の候補が圧勝することが確実視されています。
KBSの当選予測システムによりますと、7日午後11時30分現在、ソウル市長に野党「国民の力」の候補で元ソウル市長の呉世勲(オ・セフン)候補、釜山市長にも同じく「国民の力」の朴亨埈(パク・ヒョンジュン)候補の当選が確実視されるということです。
これに先立ち、KBS、MBC、SBSの地上波テレビ3局の出口調査でも、野党の呉世勲候補と朴亨埈候補が与党候補をそれぞれ20ポイントと30ポイント引き離して圧勝するという予測が出ていました。
これを受けて、ソウル市長選に出馬していた与党「共に民主党」の候補で前・中小ベンチャー部長官の朴映宣(パク・ヨンソン)候補は、7日夜、開票序盤でいち早く敗北を認めました。
野党「国民の力」の金鍾仁(キム・ジョンイン)非常対策委員長は、ソウルと釜山市長選の出口調査でいずれも野党候補が圧勝するという結果が出たことについて、「現政権の失態で国民の反感が一気に吹き出した結果だと思う」と述べました。
今回の選挙は、検察との対立や不動産政策の失敗などで文在寅(ムン・ジェイン)政権の支持率が過去最低にまで落ち込んだ中で行われました。
文在寅政権下の大型選挙で与党が敗北するのは初めてです。  
文在寅大統領の任期が残り1年となった中で、政権の今後の国政運営に及ぼす影響は避けられない見通しです。
新しい市長の任期は前任者を引き継ぎ、来年6月までです。

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