北韓が、7月に日本で開催される東京オリンピックに参加しないと表明したことについて、大統領府青瓦台は8日、「東京オリンピックが平和のオリンピックとして開催されるよう外交努力を続ける」と述べました。
これは、青瓦台が8日午後、NSC＝国家安全保障会議常任委員会の会議を開いたあと、明らかにしたものです。
会議では、ことし7月に開催される東京オリンピックが「平和のオリンピック」となるよう外交的な努力を続けるとの内容が話し合われ、北韓が東京オリンピックへの不参加を表明したものの、開催までの残された期間にできる限り環境を整えて参加するよう説得する方針とみられます。
これに関連し、外交部は6日、「オリンピックは世界の平和の祭典だ。まだ時間は残されており、北韓が参加することを期待する。韓半島の恒久的な平和定着のため、関連部門と緊密に連絡を取り、努力を続けていく予定だ」とコメントしています。