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社会

福島原発汚染処理水の海洋放出 海洋科学技術院が拡散予測モデル開発へ 

Write: 2021-04-14 08:57:27Update: 2021-04-14 16:56:12

福島原発汚染処理水の海洋放出 海洋科学技術院が拡散予測モデル開発へ 

Photo : YONHAP News

日本政府が、東京電力福島第一原子力発電所で貯まるトリチウムを含む汚染処理水の海洋放出を決めたことに、韓国政府は強く抗議しましたが、こうしたなか、韓国海洋科学技術院(KIOST)は、海へ放出された汚染処理水が、どのように海流に沿って拡散するか予測するモデルを開発していると明らかにしました。
韓国海洋科学技術院は、2019年から、太平洋の海流の循環を予測するモデルの開発を進めており、2023年をめどに本格的に活用できるようにする計画です。
韓国海洋科学技術院は、この予測モデルを活用して、東京電力福島第一原発の汚染処理水が海洋に放出された際に、その汚染処理水が海流に沿ってどのように拡散するか予測できると説明しました。
そのうえで、日本が、汚染処理水の海洋放出に関連する資料を透明に公開することで、予測モデルの正確度があがるとして、日本政府に関連資料を透明に公開するよう求めました。
日本政府は13日、福島第一原発の汚染処理水に関する関係閣僚会議を開き、汚染処理水を海へ放出することを決めました。
これを受け、外交部の崔鍾文(チェ・ジョンムン)第2次官は13日、外交部庁舎に韓国に駐在する相星孝一日本大使を呼び、日本政府の決定について抗議し、汚染処理水の処分全般に関する透明な情報公開と検証を強く要求しました。

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