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社会

韓国の「報道の自由度」 去年と同じ42位 

Write: 2021-04-21 09:52:15Update: 2021-04-21 10:09:08

韓国の「報道の自由度」 去年と同じ42位 

Photo : Getty Images Bank

世界のジャーナリストでつくる非政府組織「国境なき記者団」が、毎年、各国の「報道の自由度」について調査する「世界報道自由度ランキング」で、韓国はことし、180の国と地域のうち去年と同じ42位となりました。
国境なき記者団は韓国について、「 2006年には31位だったのが、2016年には70位と10年で40近く下がったものの、2017年に文在寅(ムン・ジェイン)大統領が当選したことで、報道の自由が改善された」と評価しました。
その一方で、公共放送の管理人を任命するシステムは、独立性が保証される方向へと改善されるべきだとして、名誉棄損罪の処罰をなくし、北韓と関連して過度に重い処罰を科す法律を廃止する必要があると指摘しました。
韓国は、2006年に31位まで浮上しましたが、2016年には70位と10年で40近く下がりました。その後、2017年には63位、2018年43位、2019年41位と、上昇傾向が続き、去年は42位となりました。
去年最下位だった北韓は、ことし1つ上がって179位でした。
国境なき記者団は、北韓について、「ニュースや情報について完璧に統制しており、自国の新型コロナウイルスの感染者は、一人もいないとしている」と指摘しました。
報道の自由度が最も高い国は、5年連続でノルウェーで、2位はフィンランド、3位はスウェーデンと、北ヨーロッパの国が上位を占めました。アメリカは、去年より1つ上がって44位、日本は去年より1つ下がって67位でした。

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