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韓半島

北韓、SLBM試験発射準備中の可能性 米シンクタンクが衛星写真を分析

Write: 2021-04-21 14:45:31Update: 2021-04-21 18:32:53

Photo : YONHAP News

北韓がSLBM=潜水艦発射弾道ミサイルの試験発射を準備しているとみられる動きが確認されたとする分析が出されました。
アメリカのシンクタンク、戦略国際問題研究所(CSIS)が運営する北韓専門サイト「分断を超えて(Beyond Parallel」は現地時間の20日、今月に入って6回撮影された北韓西部・南浦(ナンポ)の海軍造船所の衛星写真を分析した結果、SLBMの試験発射の準備とみられる動きが確認されたとの報告書を発表しました。
報告書は、北韓の南浦にあるSLBMの試験発射に使うバージ船に円筒型の物体が設置されたとみられ、これがSLBM用の発射管である可能性があると指摘しました。
ただ、解像度が高い画像で確認するまでは推測であり、これまで確認された動きの意味は現時点では不明だとしたうえで、戦略的に虚偽情報を与えるための北韓の作戦である可能性もあるとしました。
SLBMは、衛星写真による確認や対応が難しいため、脅威的な戦略兵器と見なされているため、北韓が関連の動きを見せるたびに注目を集めてきました。
そのため、バイデン政権の対北韓政策の見直しが最終段階に入っているのを踏まえ、北韓がアメリカにメッセージを送る狙いがあるとの分析も出ています。
こうしたなか、アメリカのチャールズ・リチャード戦略司令官は現地時間の20日に開かれた上院の公聴会で、徐々に高まっている北韓の脅威に対応しなければならないと述べました。
対北韓政策の見直しを進めているバイデン政権は、北韓との外交について言及しています。
しかし、軍当局も北韓との外交について言及していたトランプ政権とは異なり、バイデン政権に入ってから北韓との外交に関する軍当局の言及が確実に減っている点も注目されます。

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