国際
スリランカで韓国語が大学入試科目に 高校課程でも外国語科目に採択
Write: 2021-05-11 10:15:12 / Update: 2021-05-11 10:32:54
韓流ブームが巻き起こっているスリランカで、現地の大学入学試験の科目に韓国語が含まれました。
スリランカ駐在韓国大使館によりますと、スリランカの教育当局は、韓国語を高校課程の外国語と大学入試の科目に含めることを盛り込んだ教育政策を発表しました。
これにより、韓国語はことしの下半期から、高校2~3年生にあたる12年生から13年生の教育課程で、外国語の科目の1つとして韓国語が正式に採択されるほか、2023年からは大学入試の科目の1つに韓国語が含まれることになりました。
現在、中学・高校で韓国語を教えている国はほかにもありますが、大学入試の科目に韓国語が含まれたのは珍しいということです。
インドも去年、正規教育課程の第2外国語の科目に韓国語を新しく加えましたが、大学入試科目には含まれませんでした。
スリランカ駐在韓国大使館は、これまで10年生から11年生のみを対象に行われていた韓国語教育と関連して、韓国語を大学入試科目に含めるようスリランカの教育当局に持続的に要請してきたということです。
大使館は、韓国語のスピーチ大会やK-POPコンテストなどを推進中で、現地の大学に韓国語学科が新設されるように努めています。
チョン・ウンジン大使は、「今回の決定は両国関係の発展に貢献すると同時に、韓国の国際的な地位も高めるきっかけになるだろう」と語っています。
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