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政治

駐米大使 「米政府との接触でワクチンの早期供給に最善尽くす」

Write: 2021-05-11 13:36:43Update: 2021-05-11 16:53:03

駐米大使 「米政府との接触でワクチンの早期供給に最善尽くす」

Photo : YONHAP News

韓米首脳会談を来週21日に控え、アメリカ駐在の李秀赫(イ・スヒョク)韓国大使は現地時間の10日、アメリカ政府との協議を通じて、今月中に新型コロナウイルスワクチンの供給を受けられるよう最善を尽くしたいと語りました。 
李大使は、特派員とテレビ会議形式で行った懇談会で、「韓米首脳会談を前にして、アメリカ政府、または、アメリカの製薬会社から早期にワクチンの供給を受けられるどうかに関心が高まっている。アメリカ政府との接触を通じて、今月中に新型コロナウイルスワクチンの供給を受けられるよう最善を尽くす」と述べました。
またファイザー製のようなメッセンジャーRNA(mRNA)という遺伝物質でできているワクチンの生産拠点を韓国につくるために、技術移転などの方策についても議論しているということです。
李大使は、「アメリカ国内向けのワクチンの備蓄量が十分なレベルに達すれば、アメリカの製薬会社がワクチンを輸出する可能性が高まる」という見方を示しました。
また「アメリカ政府はワクチンと原材料の輸出を制限していないという話を聞いた」と明らかにしました。
李大使は、アメリカCDC=疾病対策センターのトム・フリーデン元所長と接触し、メッセンジャーRNAでできているワクチンのアジアの生産拠点として韓国を活用することを提案し、具体的な実行策について議論したとされています。
文在寅(ムン・ジェイン)大統領が、韓米首脳会談のためアメリカを訪れた際に、アメリカの製薬会社のCEO=最高経営責任者らと接触するかはまだ決まっていませんが、アメリカ側企業とワクチンの早期供給や韓国にワクチンの生産拠点を構える案などについて緊密に協議を進める方針とされています。
李大使は、今回の韓米首脳会談について、「これまでのどの会談よりも実質的で国益に役立つ会談になるだろう」と期待を示しました。

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