中央防疫対策本部によりますと、新型コロナウイルスの感染者は11日までに新たに511人が確認され、累計で12万8283人になりました。
新たな感染者511人のうち、国内での感染は483人で、海外からの入国者は28人でした。
地域別には、ソウル163人、京畿道(キョンギド)127人、仁川(インチョン)20人と、首都圏だけで全体の64%あまりに当たる310人に上りました。
死者は4人増えて、合わせて1879人になりました。
首都圏や慶尚南道(キョンサンナムド)を中心として日常生活での感染が続いていますが、春の観光シーズンを迎え、行楽地への人の移動が増えた結果、光州(クァンジュ)や済州(チェジュ)島などでも感染が拡大しています。
なかでも済州島の場合、先月1か月間に訪れた人が100万人を超え、今月に入って感染者数が急激に増えています。
このため、済州道は9日から23日まで、遊興施設の営業時間を夜11時までに制限したほか、11日からは銭湯、ネットカフェ、ゲームセンターなども営業時間制限の対象に含めました。