中央防疫対策本部によりますと、新型コロナウイルスの感染者は14日までに新たに747人が確認され、累計で13万380人になりました。
新たな感染者747人のうち、国内での感染は729人で、海外からの入国者は18人でした。
1日当たりの新たな感染者数は前の日より32人多く、2日連続で700人を上回りました。
全国の自治体全てで感染者が発生し、流行の第4波が続いています。
死者は2人増えて、合わせて1893人になりました。
一方、14日からアストラゼネカ製ワクチンの2回目の接種が始まりました。
アストラゼネカ製ワクチンは、1回目の接種後、11~12週後に2回目の接種を受けることになっています。
5~6月に2回目の接種を受けるのは、2月26日以降に1回目の接種を受けた満65歳未満の療養型病院・療養施設の従業員と入院・入所者約92万6000人です。
新しい国務総理に就任した金富謙(キム・ブギョム)氏は14日、新型コロナ対策を話し合う中央災害安全対策本部の会議で、「ことし上半期に1300万人以上が1回目のワクチン接種を受けられるよう、最善を尽くす」と述べました。
金富謙氏はそのうえで、上半期までに新型コロナウイルスの流行が安定すれば、7月からは政府の感染予防措置「社会的距離の確保」を見直す方針を示しました。