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政治

「国民の力」の新代表 最初の公式活動は天安艦沈没事件の犠牲者の追悼

Write: 2021-06-14 14:49:25Update: 2021-06-14 15:01:13

「国民の力」の新代表 最初の公式活動は天安艦沈没事件の犠牲者の追悼

Photo : YONHAP News

史上初の30代の若さで党代表となった保守系最大野党「国民の力」の李俊錫(イ・ジュンソク)代表は14日、国立墓地の大田(テジョン)顕忠院(ヒョンチュンウォン)を参拝し、公式な活動を始めました。 
恒例となっていた国立ソウル顕忠院の代わりに国立大田顕忠院を参拝したのは、2010年3月に起きた韓国哨戒艦「天安(チョナン)艦」沈没事件の犠牲者を悼むためです。
李代表は、犠牲者の遺族を慰問するとともに、今回の参拝について、「保守系政党として、愛国者への報勲に積極的に取り組んでこなかったことを改めるという意志の表明だ」と話しました。
保守系政党が伝統的に重視する「安全保障」を強調することで、革新系政党との差別化を図ったものとみられます。 
このあと、李代表は、解体作業中だった5階建ての建物が崩壊し、路線バスが巻き込まれ、乗客9人が死亡した事故の犠牲者を悼むため、韓国南部、光州(クァンジュ)市の合同焼香所を訪れました。
保守系政党の代表が活動初日の日程として、光州を訪れたのは初めてです。
李代表は、大掛かりな選挙キャンペーン、選挙公報用文字メール、選挙カーの3つをなくした「3無」選挙運動を掲げ、これまででもっとも少ない3000万ウォンという費用で党代表に当選しています。
一方、世論調査会社「リアルメーター」が今月7日から11日まで全国の成人男女2500人あまりを対象に行なった世論調査の結果によりますと、「国民の力」の支持率は前の週に比べて1.1ポイント上昇して39.1%となりました。
これに対して、与党「ともに民主党」は0.5ポイント下がって29.2%で、両党の支持率の差は9.9ポイントと、13週連続で誤差の範囲外で推移しています。

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