スペインを国賓訪問した文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、現地時間の17日、バルセロナで開かれた韓国とスペインの観光産業について話し合うラウンドテーブルに出席しました。
この場には、韓国の黄熙(ファン・ヒ)文化体育観光部長官や、スペインのレジェス・マロト産業・通商・観光大臣のほか、両国の航空会社、旅行会社の社長などが出席しました。
文大統領は、「旅行と観光における国際的な連携は、観光産業の再開だけでなく、日常の回復を促進させることである」として、韓国とスペインが先頭に立って協力し、観光産業の持続可能な未来を共に切り開くことを期待すると述べました。
また、文大統領は、2019年に韓国・スペイン国交正常化70周年を記念し、2020年から2021年までを「相互訪問の年」に指定したものの、新型コロナウイルスの影響で、交流が中断されていることに言及し、「今回のスペイン訪問をきっかけに、両国政府は、相互訪問の年を1年、延長することに決めた。両国の友好関係を深める様々な事業が推進され、人と人との交流は一層拡大するだろう」と話しました。