韓国のネット通販大手、イーベイコリアの売却手続きが行われているなか、ポータルサイト最大手「NAVER(ネイバー)」は、イーベイコリアの買収を断念する方針を明らかにしました。
NAVERは22日、「ビジネス競争力強化の一環としてイーベイコリアの持ち分一部の買収を検討したが、最終的に買収手続きに参加しないことを決めた」として、イーベイコリアの買収を断念する方針を示しました。
当初NAVERは、韓国の流通大手イーマートと提携し、ことし3月16日に締め切られたイーベイコリア売却の予備入札に参加していました。しかし、予想より買収条件の交渉が長引いたことから、NAVERが買収を断念し、イーマートが単独で買収を進めることになりました。
NAVERの関係者によりますと、イーマートとのビジネス提携は今後も継続する方針であるということです。