中央防疫対策本部によりますと、新型コロナウイルスの感染者は24日までに、新たに610人が確認され、累計で15万3155人になりました。
新たな感染者610人のうち、国内での感染は576人で、このうちの78％がソウル、京畿（キョンギ）、仁川（インチョン）などの首都圏でした。残りの34人は海外からの入国者でした。
１回目のワクチンを接種した人は、24日午前０時の時点で1515万人となり、韓国の接種率は29.5％になりました。
一方、防疫当局は、日本のセンター試験にあたる大学修学能力試験を安全に行うため、高校３年生だけでなく、大学入学試験の模擬テストを受けた浪人生などに対してもワクチン接種を行うことに決めました。
高校３年生たちは７月の第３週から、浪人生などは８月からファイザー製ワクチンを接種する予定です。
政府は、上半期の接種日程がほぼ完了していることから、一般人を対象に行っている余ったワクチンの接種も来月中旬以降は円滑に行われるものと見通しています。