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韓半島

中朝友好条約締結60年 金委員長と習主席が親書交換

Write: 2021-07-12 14:58:21Update: 2021-07-12 15:18:37

中朝友好条約締結60年 金委員長と習主席が親書交換

Photo : YONHAP News

北韓の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長と中国の習近平国家主席が中朝友好条約締結から60年となった11日、親書を交わしました。 
北韓の朝鮮労働党機関紙「労働新聞」が1面トップで報じたところによりますと、金委員長は親書のなかで、「中朝親善協力関係を絶えず発展させていくことは、わが党と政府の確固たる立場だ。社会主義、共産主義を建設する聖なる道を、中国共産党と中国政府、中国人民と手を携えて進んでいく」と述べたということです。
一方、習主席は、親書で「私は金委員長との戦略的意思疎通を強化し、中朝関係の舵をとり、両国の親善協力関係を絶えず新たな段階に前進させ、両国と両国の人民により大きな幸せをもたらす用意がある」と述べました。
また習主席は、中朝友好条約について、「両国人民が血で結んだ戦闘的親善を堅固にし、両国の長期的な親善協力を支える重要な法律的土台だ」と評価しました。
北韓と中国の双方のメディアからは、今回の中朝友好条約締結60年に合わせて両国の高官が相互訪問したという報道はありませんでした。
ただ、北韓の国務委員会は今月9日、平壌(ピョンヤン)で中朝友好条約締結60年を記念する宴会を開催し、崔龍海(チェ・リョンヘ)最高人民会議常任委員長、李進軍・北韓駐在中国大使らが出席したと、労働新聞が1面トップで伝えています。 
一方、中国外交部などが12日、発表したところによりますと、習主席とロシアのプーチン大統領は先月28日、テレビ会議形式で首脳会談を開き、今月16日の中ロ善隣友好協力条約締結20年を前に、条約の延長を決めたということです。
アメリカがバイデン政権発足後、ヨーロッパや日本などとの同盟を強化することで、中国に圧力を加えているなか、中国も友好協力条約の記念行事などをきっかけに、北韓やロシアとの戦略的連携の強化をアピールすることで、アメリカをけん制する狙いがあるとみられます。

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