中央対策本部によりますと、新型コロナウイルスの感染者は20日までに、新たに1278人が確認され、累計で18万481人になりました。 
1日の新たな感染者数は14日連続で1000人台となっています。
新たな感染者1278人のうち、国内での感染は1242人、残りの36人は海外からの入国者でした。
地域別には、首都圏が全体の67.1％に当たる833人で、首都圏以外が32.9％の409人でした。
首都圏以外の感染者数の割合は3日連続で30％を上回っています。
一方、新型コロナワクチンの接種を完了した人は20日までに、総人口の12.9％の661万3294人になりました。
新型コロナ予防接種対応推進団によりますと、50歳から54歳までを対象とするワクチン接種の事前予約は19日から段階的に受け付けていて、20日は、50歳から52歳までが対象となるということです。
首都圏では今月25日まで「社会的距離の確保」のレベルを第4段階に強化していますが、これを延長するかどうかについて、政府は感染者数の推移を見ながら、今週中に決める方針です。
社会的距離の確保措置の効果は、通常、実施から1週間後に現れるとされるため、今週後半からの推移を見守るということです。