文在寅(ムン・ジェイン)大統領は22日、7月初めに記録的な大雨で見舞われ、深刻な被害を受けた全羅南道(チョンラナムド)の7つの地域を特別災害地域に指定しました。
今回、特別災害地域に指定されたのは、全羅南道の長興(チャンフン)・康津(カンジン)・海南(へナム)の3つの郡と、 郡內(クンネ)・古郡(コグン)・ 智山(チサン)の3つの面、 それに珍島(チンド)の1つの邑の、あわせて7つの地域です。
特別災害地域に指定された地域に対し、被災した施設の復旧や、被災者の生活安定化に向けた復旧費の一部が国庫から支援されます。
また、住宅に被害を受けた被災者には、災害支援金が給付されるほか、電気料金などの公共料金を減免するなどの措置が取られます。
文大統領は各自治体に対し、「先の豪雨により被害を受けた人たちが、一日も早く日常へ復帰できるよう格別に注意を払ってほしい」と述べたということです。