大学生を対象にしたアンケートで、もっとも入社したい企業１位に、インターネットサービス大手「カカオ」が選ばれました。
就職情報サイト「インクルート」は、全国の大学生1079人を対象にしたアンケートで、最も入社したい企業について尋ねたところ、 「カカオ」が12.7％と、対象企業の150社のうち最も多い回答を得たと発表しまし。次いで、サムスン電子が10.7％と2番目に多く、3位はエンタテインメント企業の「CJ ENM」でした。
カカオを選んだ理由は、「ビジネス価値と成長可能性が高いから」が21.2％と最も多く、次いで「個人の成長と開発の可能性」が16.1％でした。
今回のアンケート結果で、新型コロナウイルスによる経営環境の変化が、企業に対する大学生の認識に影響を与えていることが伺われました。2006年から就職希望企業の調査で上位を占めていた航空会社は今回の調査では上位には入らず、2019年以来連続5位を占めた大韓航空は、今回トップ10にも入りませんでした。
就職情報サイト「インクルート」は、2004年から毎年、大学生を対象に最も入社したい企業についてアンケートを行っています。