新型コロナウイルスの影響で、史上初の1年延期となった東京オリンピックは、23日午後8時から東京の国立競技場で開会式を行い、17日間の熱戦が繰り広げられます。
開会式は「感動でひとつになる」という大会コンセプトのもと、無観客で行われ、IOC=国際オリンピック委員会や大会組織委員会などの運営関係者などおよそ950人が出席します。
出席する外国要人は20人程度です。
各国・地域の選手団の入場行進も規模を縮小して行われ、韓国選手団は旗手を務めるキム・ヨンギョン選手とファン・ソヌ選手を含めて32人が入場行進します。
翌日の24日には、アーチェリー混合団体、フェンシング男子サーブル個人、テコンドーの女子49キロ級と男子58キロ級、射撃男子10メートルエアピストルなど韓国勢の金メダル獲得が期待される競技が行われます。
一方、東京オリンピックは開会式を翌日に控えた22日、サッカー男子の1次リーグが始まり、B組の韓国はニュージーランドに0対1で敗れました。
韓国は25日にルーマニアとの1次リーグ第2戦に臨みます。
今回の大会には、200以上の国と地域からおよそ1万1000人の選手が参加し、過去最多の33競技が行われます。
韓国は、金メダル7個以上を獲得し、総合順位10位内に入ることを目標に掲げています。