現代自動車グループの鄭夢九(チョン・モング)名誉会長が、韓国人としては初めて、アメリカの「自動車殿堂入り」を果たしました。
アメリカ・デトロイトで現地時間の22日に授賞式が行われました。
1939年に設立されたアメリカ自動車殿堂は、自動車産業の発展に貢献した人物が選ばれています。
これまでフォード創設者ヘンリー・フォード氏、発明家トーマス・エジソン氏、ベンツ創設者カール・ベンツ氏、ホンダ創業者の本田宗一郎氏、トヨタ創業者の豊田喜一郎氏などが選ばれています。
鄭夢九氏について、自動車殿堂側は「現代自動車グループを成功に導いた業界のリーダー」と評価しました。
鄭夢九氏は、1998年に経営破綻に追い込まれていた起亜自動車を買収、1年後に黒字転換を達成し、2010年には現代自動車・起亜自動車を世界5位の完成車メーカーに成長させています。