北韓が15日、短距離弾道ミサイル2発を発射したことをめぐって、韓国とアメリカ、日本の外交当局が対応策などを協議しました。
韓国外交部の崔鍾建(チェ・ジョンゴン)第1次官は15日、アメリカ国務省のシャーマン副長官と電話会談し、北韓の短距離弾道ミサイル発射についての見方を共有し、対応策などを話し合いました。
両国の外務次官はことし6月と7月、直接会って協議したほか、随時、電話で会談しています。
また北韓との非核化交渉を担当する魯圭悳(ノ・ギュドク)韓半島平和交渉本部長も15日、アメリカのソン・キム北韓担当特別代表と電話会談し、今後の対応策などを協議しました。
魯本部長はまた、日本外務省の船越健裕アジア大洋州局長とも電話会談し、今回の北韓のミサイル発射についての見方を共有したほか、今週、東京で開かれた会談結果を土台にして、今後も北韓の核ミサイルで連絡を取り合うことで一致したということです。