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国際

文大統領の「終戦宣言」提案に、米国防総省「議論は開かれている」

Write: 2021-09-23 11:40:40Update: 2021-09-23 11:42:41

文大統領の「終戦宣言」提案に、米国防総省「議論は開かれている」

Photo : YONHAP News

アメリカ国防部は、韓国戦争の終戦宣言に関する文在寅大統領の提案はオープンに議論することができるという立場を明らかにしました。
アメリカ国防総省の報道官は現地時間の22日、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が前の日の国連総会での基調演説の中で述べた終戦宣言の提案について「アメリカは北韓に対する対話と外交を通じて韓半島の恒久的な平和を達成するために努力している」としたうえで、「終戦宣言の可能性に対する議論は開かれている。われわれの目標はいつもそうだったように、韓半島の完全な非核化だ」と述べました。
この発言をめぐって、バイデン政権が文大統領の終戦宣言の提案に前向きな立場を表明したものとする見方がある一方で、北韓がアメリカの提案する「無条件の対話」に臨むことが先だということを強調したものだとする分析も出ています。
一方、アメリカ国務省も文大統領の提案と関連して、「対話と外交を通じた韓半島の恒久的な平和達成に専念している」という立場を明らかにしたと、政府系メディアの「自由アジア放送」(RFA)が報じました。
文大統領は、現地時間の21日、国連総会の演説で終戦宣言を提案し、宣言の主体として韓国戦争の当事国である「南北とアメリカ」または中国を加えた「南北米中」と具体的に国名を挙げました。
アメリカが終戦宣言の提案に前向きな姿勢を示したと見られることで、今後、当事国間で議論が行われるかどうかに注目が集まっています。

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