スポーツクライミング女子のソ・チェヒョンは、国際スポーツクライミング連盟（IFSC）が主催する世界選手権のリードで金メダルに耀きました。
17歳のソ・チェヒョンは22日、ロシア・モスクワで開かれた世界選手権のリード女子の決勝に進出し優勝しました。リードは高さ12メートル以上の壁に設置されたホールドと呼ばれる持ち手をたどりながら、どこまで高く登れたかを競う競技です。ソ・チェヒョンは予選、準決勝ともにコースを最後まで登り切り、決勝でも８人の選手のうち唯一完登に成功して金メダルを手にしました。
ソ・チェヒョンが世界選手権で金メダルを獲得したのは、今回が初めてです。また、韓国の女子選手が世界選手権のリードで優勝したのは、2014年大会のキム・ジャイン以来で、史上２人目です。
ソ・チェヒョンは、東京オリンピックでも決勝に進出して注目されましたが、今回の世界選手権優勝で2024年のパリ・オリンピックへの期待が一層高まっています。