大統領府青瓦台は23日、NSC=国家安全保障会議を開き、文在寅（ムン・ジェイン）大統領が国連総会の基調演説で提案した韓国戦争の終戦宣言の早期実現に向け議論しました。
この日の会議で、韓国戦争の終戦宣言の早期実現のためには、関係国の間の対話再開が必要だとして、対話再開に向けた協議を推進することを決めたということです。
文大統領は現地時間の21日、ニューヨークで開かれている国連総会の一般演説で、「韓国戦争の終戦宣言こそが、韓半島での和解と協力の新たな秩序をつくる重要な出発点となる」と述べ、韓国と北韓、アメリカの3か国、または中国を加えた4か国が集まって、韓半島での戦争終了を宣言することを提案しました。