文在寅(ムン・ジェイン)大統領は27日、大統領府青瓦台で開かれた会議で、犬の食用禁止を慎重に検討するときが来たと述べました。
犬の食用をめぐっては賛否が分かれていましたが、最近では犬や猫をペットとして飼う世帯が多くなるにつれ、犬の食用を反対する声が強まっていて、犬などの食用禁止を求める集会もよくみられます。
文大統領は3匹の犬を飼う愛犬家と知られていて、2018年7月にソウル広場で開かれた犬の食用反対を求める集会には文大統領の娘が愛犬と共に参加し、注目を集めました。
政府は30日に、捨てられたペットの管理体制の改善案を発表する予定で、改善案に犬の食用禁止が含まれるか注目されます。