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サイエンス

ソウル都心の「空飛ぶタクシー」 商用化に向け専用航路開設へ

Write: 2021-09-28 11:55:34Update: 2021-09-28 13:00:46

ソウル都心の「空飛ぶタクシー」 商用化に向け専用航路開設へ

Photo : YONHAP News

ソウル都心の上空を飛行する「空飛ぶタクシー」が2025年から運用される計画で、そのための専用航路が開設されることになりました。 
国土交通部は28日、韓国の都心航空交通UAM(Urban Air Mobility)商用化サービスの運用戦略や運用シナリオなどをまとめた「韓国型都心航空交通(K-UAM)運用概念書1.0」を公式に発行したと発表しました。
その中には、高度300メートルから600メートルの上空に設けられる専用航路のコリドー(回廊)など、3次元都心交通システムの運用構想が盛り込まれています。
運用は、初期(2025~2029年)と成長期(2030~2034年)、成熟期(2035年~)の3段階の発展戦略にもとづいて進められます。
初期には操縦士が搭乗しての操縦、成長期には遠隔操縦、成熟期には自動操縦を目指します。
ただ、成長期にも非常時の乗客の安全確保のため、機内に乗務員が搭乗することも考慮しているということです。
都心航空交通は、滑走路が要らないため、都心の交通の要所に設けられた専用の停留所で乗り降りし、障害物の少ない漢江(ハンガン)の上空をおもに活用することになります。
このサービスが実現すれば、ソウル都心の江南(カンナム)から郊外の金浦(キンポ)空港までをおよそ10分ほどで結ぶということです。
国土交通部はことし11月に都心航空交通の運用シナリオのデモンストレーションを行う方針です。

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