中央防疫対策本部によりますと、新型コロナウイルスの感染者は19日午前0時までに新たに1073人が確認されました。 
このうち国内での感染は1048人で、のこりの25人は海外からの入国者でした。
亡くなった人は21人増えて、合わせて2689人となり、韓国の致死率は0.78％になりました。
中央災害安全対策本部の集計によりますと、先週の感染者数は前の週に比べておよそ20％減って、1日平均1562人でした。
首都圏はおよそ18％減り、首都圏以外は28％減少しました。
新たな感染者数が週明け以降2日連続で1000人台前半となっていることから、第4波の感染拡大のペースはやや落ち着いてきたとみられます。
ソウルの新たな感染者数は298人で、この107日間でもっとも少なくなりました。
政府は、来月までの残り10日あまりが肝心だとして、20日にストライキを予定している民主労総＝全国民主労働組合総連盟にスト撤回を強く求めました。
金富謙（キム・ブギョム）国務総理は、「段階的な日常回復、いわゆる「ウィズコロナ」に向けた山場となる時期に、ストライキを強行するのは、共同体の安全にも決して役立たない」と話しています。
一方、新型コロナワクチンの2回目の接種まで完了した人は総人口の65.9%となっていて、今週末にも政府が目標としている70％を達成できるとみられます。
現在、青少年と妊婦を対象とする新型コロナワクチンの接種が行われていて、12歳以上で接種を希望する人は誰でも、余剰ワクチンの当日接種が受けられます。