外交部は21日、鄭義溶(チョン・ウィヨン)外交部長官が26日から28日にかけてロシアを訪問し、ロシアのラブロフ外相と会談すると明らかにしました。
韓国の外相がロシアを訪問するのは、2019年6月に 康京和(カン・ギョンファ)前外交部長官が訪問して以来2年4か月ぶりです。
会談では、両国関係をはじめ、韓半島問題や国際的な懸案など、幅広く議論される見通しです。
鄭長官はこの日、国会で開かれた国政監査で、「ロシアとはどの国よりも実質的な分野で活発に協力が行われている。来週のモスクワ訪問を機に実質的な協力関係をさらに発展させる」と述べました。
鄭長官は、今回のロシア訪問で今月27日にモスクワで開かれる「2020~2021韓ロ相互交流の年」の閉幕式にも参加する予定です。
外交部は「韓国外相のロシア訪問は、韓国政府が掲げる新北方政策の重要な協力国であるロシアとの戦略的疎通を強化し、友好な協力関係をさらに深める機会になるだろう」と期待を示しました。