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サイエンス

国産ロケット「ヌリ号」、2027年まで5回発射予定

Write: 2021-10-22 10:56:59Update: 2021-10-22 12:20:56

国産ロケット「ヌリ号」、2027年まで5回発射予定

Photo : YONHAP News

韓国南部・全羅南道高興(コフン)の羅老(ナロ)宇宙センターで打ち上げられた国産ロケット「ヌリ号」は、高度700キロまで飛行することに成功しましたが、最終目標であるダミー衛星を軌道に乗せることは達成できず、課題が残りました。
ヌリ号の次の目標は、1.5トン級の実用衛星を地球から600~800キロ上空の軌道に乗せることです。
来年5月に予定されている2回目の打ち上げでは、1.3トン級のダミー衛星と性能検証のための衛星が搭載されることになっていて、ロケットの点火や飛行、分離などの動作データを確認し、性能を検証するということです。
また、地上との交信を通じて衛星が軌道に乗ったかを確認するほか、韓国の独自技術で開発した衛星部品が正常に動作するか検証します。
1回目と2回目の打ち上げでヌリ号の発射性能の検証を完了させ、ヌリ号は来年の12月と2024年、2026年、そして2027年の4回にわたって本格的に宇宙に向かいます。
また、この段階からは実際に運用される次世代小型衛星2号、次世代中型衛星3号をはじめ、11基の超小型群集衛星などが搭載されます。
政府の目標は、こうした成果を基盤に国際宇宙探査プロジェクトに積極的に参加することで、2030年にはヌリ号に月探査船を搭載して宇宙に打ち上げる計画です。

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