中央防疫対策本部によりますと、新型コロナウイルスの感染者は30日午前0時までに新たに3032人が確認されました。
このうち、韓国国内での感染は3003人で、のこりの29人は海外からの入国者でした。
重症患者は661人になり、これまででもっとも多くなりました。
死者は44人増えて、合わせて3624人になり、韓国の致死率は0.81%になりました。
新たな死者44人のうち、26人は80歳以上、8人は70代、7人は60代、2人は50代でした。
新型コロナワクチンの接種を完了した人は、総人口の79.9%となっています。
重症患者の病床使用率は全国で78.5%で、ソウルでは91%となっています。
金富謙(キム・ブギョム)国務総理は30日、コロナワクチンの追加接種と感染防止対策の徹底を呼び掛けたうえで、「12月の1か月間は、不要不急の集まりを自粛し、共同体の安全を脅かす恐れのある集会やデモも控えてほしい」と訴えました。