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国際

在韓米軍の攻撃ヘリ部隊など、巡回配備から常時駐留へ

Write: 2021-12-01 11:25:06Update: 2021-12-01 12:39:53

在韓米軍の攻撃ヘリ部隊など、巡回配備から常時駐留へ

Photo : YONHAP News

アメリカ政府は、韓半島に巡回配備してきた攻撃ヘリコプター「アパッチ」部隊と砲兵旅団本部を常時駐留部隊に転換する方針です。また、削減が検討されていた在韓米軍の規模も、現行水準を維持することにしました。
アメリカ国防総省は現地時間の29日、バイデン大統領就任後初めて海外駐留米軍の配備に関する検討結果を発表しました。
国防総省のカーリン政策副次官は記者会見で、「現在の在韓米軍の配備戦力は、非常に効果的だ」としたうえで、「現時点では、いかなる変化もない」と強調しました。
北韓の脅威に関して検討を進めているかという質問に対しては、「来年発表する予定の国家安全保障戦略を検討しながら、北韓について深く懸念している」と話しました。
また、在韓米軍をはじめとする海外駐留米軍の配備については、当分大きな変化はないと表明しましたが、中国に対するけん制の観点で、一部再配備する方策を検討しているとしました。
オーストラリアやグアムなどアジア太平洋地域では、今後2,3年以内にインフラ施設を増強し、オーストラリアに巡回空軍部隊を配備する案などが含まれる見通しです。
こうした発表を受け韓国の国防部は、「韓米同盟が、双方にとって重要であることの表れだ」と評価しました。
一方、アメリカ国防総省のオースティン長官が、ソウルで2日に開かれる第53回韓米安全保障協議会に出席するため烏山(オサン)空軍基地に到着し韓国入りする予定です。
アメリカ側はこの韓米安全保障協議会の場でも、中国に対するけん制戦略の一環として、韓国側に同盟としての協力強化を要請すると見られています。

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