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経済

「オミクロン株の登場で景気の不確実性高まる」 KDI「経済動向」報告

Write: 2021-12-07 14:32:32Update: 2021-12-07 18:12:37

Photo : YONHAP News

政府系シンクタンクが、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の登場で、韓国の景気の見通しが、暗くなったという見方を示しました。 
政府系シンクタンクのKDI=韓国開発研究院が7日に発表した「12月の経済動向」によりますと、韓国経済は最近、緩やかな回復を続けていたが、新たな変異株「オミクロン株」の登場で、景気の不確実性がさらに高まったとしています。
KDIは、ことし9月と10月にも「不確実性が大きくなる」という見方を示しましたが、11月には「不振から持ち直している」と楽観視していました。
しかし、それから1か月で、再び悲観的な見方に変えたことになります。
KDIは、「最近、オミクロン株の拡大で、国内外で感染対策が強化され、金融市場も不安定になるなど、景気の下振れリスクが高まっている」と説明しました。
また、「世界サプライチェーンの混乱が続き、海外の需要も冷え込んでいることから、製造業の回復も限定されている」としました。
ただ、新型コロナワクチンの接種の拡大や、先月からの感染対策の緩和の影響で、サービス業を中心に生産や消費、雇用で改善の流れが見られていると分析しています。

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