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国際

「対北韓戦略で韓国と緊密に連携」 ホワイトハウス高官

Write: 2021-12-08 11:55:30Update: 2021-12-08 13:55:15

「対北韓戦略で韓国と緊密に連携」 ホワイトハウス高官

Photo : YONHAP News

アメリカ・ホワイトハウスでNSC=国家安全保障会議を担当するカート・キャンベルインド太平洋調整官は現地時間の7日、こう着状態の米朝関係のなかで北韓を対話に導くための計画について、「韓国政府と緊密に取り組んでいる」と話しました。
キャンベル調整官はこの日、米ワシントン近隣のバージニア州サラマンダーリゾートで開かれた崔鍾賢(チェ・ジョンヒョン)学術院主催の「トランスパシフィック・ダイアログ(Trans-Pacific Dialogue)」に出席したあと、取材陣の質問を受け、このように答えました。
キャンベル調整官はそのうえで、「われわれは、北韓を関与させるもっとも良い方法に対する戦略を共に設けている」とし、「その対話は非常に強力だ。平壌に対する接触を続け、共に歩調を合わせていく」と話しました。
そして、「まだ成功していないが、外交的な側面で最善を尽くす」と強調しました。
キャンベル調整官は、終戦宣言に関連する質問に対してはコメントを控えました。
一方、韓国系アメリカ人のヨン・キム議員など、アメリカ共和党所属の連邦下院議員35人が、「北韓政権の非核化の約束なしに、一方的に韓国戦争の終戦を宣言するのは危険であるため、強く反対する」という内容の共同書簡を、ホワイトハウスと国防総省に送りました。
下院外交委員会所属のキム議員が主導して作成した書簡には、韓国系アメリカ人のミシェル・パク・スティル議員のほか、外交委員会共和党幹事のマイケル・マコール議員なども署名しました。
アメリカ共和党所属の下院議員35人は、韓半島の終戦宣言を行うためには、北韓の非核化が先行されるべきだと訴えました。
ホワイトハウスは、終戦宣言の合意に向けた交渉や合意文に非核化を盛り込むかについて言及していません。
南北は、1950年6月25日に勃発した韓国戦争の停戦協定を1953年7月27日に締結し、現在は事実上の休戦状態が続いています。
この停戦協定は、交戦を暫定的に中断することを意味するため、戦争状態の実質的な終結と平和定着のためには、終戦宣言を行ったあと、平和協定を締結すべきとする主張が提起されてきました。

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