鄭義溶(チョン・ウィヨン)外交部長官は、今月11日から12日まで、イギリスで開かれるG7=主要7か国外相会合に出席します。
G7は、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、カナダ、日本、EUが加盟しており、今回の外相会合には、韓国、オーストラリア、 インド、南アフリカ共和国、ASEAN=東南アジア諸国連合も招待されました。
鄭長官は会合で、新型コロナウイルスのワクチンの公平な普及に向けた国際協力の強化のほか、韓国の新南方政策とG7の地域協力政策の連携などを呼びかける方針です。
今回の外相会合を機に、主要国との2国間会談を行われる見通しで、日本との外相会談が実現するか注目されます。
先月10日に就任した林芳正外相も会合に出席する見通しで、韓国と日本の外相が初めて対面するとみられます。
しかし、元徴用工や旧日本軍の慰安婦問題などで両国関係が冷え込んでおり、2国間会談が実現するかは不透明です。鄭長官は林外相に就任を祝う書簡を送りましたが、電話会談はこれまで行われていません。