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社会

仁川~済州間の旅客船が就航再開へ 「セウォル号事故」以来7年ぶり

Write: 2021-12-09 11:20:32Update: 2021-12-09 18:30:02

Photo : YONHAP News

2014年のセウォル号沈没事故以降、運航が中断されていた仁川(インチョン)~済州(チェジュ)間の旅客船の運航が再開されることになりました。
仁川地方海洋水産庁は、12月10日午前10時に「ビヨンドトラスト号」の就航式を開催し、同じ日の午後7時に、2014年4月のセウォル号沈没事故以降、7年間、運航が中断されていた仁川~済州間の運航を再開すると8日、明らかにしました。
ビヨンドトラスト号は710億ウォンを投じて新たに建造された2万7000トン級のカーフェリーです。全長170メートル、幅26メートル、高さ28メートルの810人乗りで、乗用車487台、コンテナ65個を積んで25ノットの速さで運航することができます。
ビヨンドトラスト号は毎週月・水・金曜日の午後7時に仁川港から出発し、14時間の運航を経て、次の日の午前9時30分に済州港に到着します。済州港からは火・木・土曜日の午後8時30分に出発し、次の日の朝10時に仁川港に到着します。
安全のため、セウォル号が沈没した全羅南道(チョンラナムド)珍島(チンド)沖を通るルートを避け、代わりに20分遠回りする航路を選んだということです。
ホン・ジョンウク仁川地方海洋水産庁長は「旅客船の就航により、済州と首都圏を行き来する訪問客の交通の便が良くなり、新型コロナが収束する場合、年間10万人、貨物100万トンの運送が予想されている。首都圏と済州間の物流輸送を通じた地域経済の活性化にも貢献するものと期待している」と語っています。

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