済州島(チェジュド)の西帰浦(ソギポ)市の西南西41キロの海域で14日に 発生したマグニチュード4.9の地震について、気象庁は今後長期にわたって余震が相次ぐ可能性があると指摘しました。
気象庁によりますと、15日午後3時時点で余震は15回発生していて、震源地はいずれも、最初の地震の半径数キロメートル以内の海域で、ほとんどがマグニチュード2以下でしたが、午後3時6分にはマグニチュード2.8の地震が発生しました。
気象庁は、「今後、数カ月から1年の間、余震が相次いで発生する可能性があり、引き続き警戒が必要である」と呼びかけました。
専門家からは、マグニチュード4以上の地震が発生する可能性もあるという指摘が出ています。延世(ヨンセ)大学のホン・テギョン教授は「今回の地震の規模は4.9と比較的大きいため、マグニチュード4.5やそれに近い余震が発生する可能性は非常に高い」と述べています。
気象庁は、引き続き地震の発生に警戒し、注意深くモニタリングする考えです。