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サイエンス

韓国沿岸の海面水位 この30年間に9.1センチ上昇

Write: 2021-12-20 14:09:35Update: 2021-12-20 14:17:42

韓国沿岸の海面水位 この30年間に9.1センチ上昇

Photo : YONHAP News

韓国沿岸の海面水位がこの30年間に、全国平均で9.1センチ上昇したことがわかりました。 
海洋水産部の国立海洋調査院が、1991年から2020年まで沿岸潮位観測所が収集した海面水位の統計を分析した結果として20日、発表したところによりますと、韓国の沿岸の海面水位は、毎年平均3.03ミリ上昇し、この30年間で9.1センチ上昇したということです。
海域別には、東海岸が年平均3.71ミリともっとも大きく、西海岸が3.07ミリ、南海岸が2.61ミリでした。
観測地点別には、鬱陵島(ウルルンド)が年平均6.17ミリともっとも大きく、次いで慶尚北道(キョンサンブクド)浦項(ポハン)、忠清南道(チュンチョンナムド)保寧(ポリョン)、仁川(インチョン)、江原道(カンウォンド)束草(ソクチョ)の順でした。
この沿岸の長期的な海面水位の変化は、地球温暖化による気候変動の指標のひとつとされます。
気候変動に関する政府間パネル(IPCC)がことし発表した報告書によりますと、世界の海面水位は1971年から2006年まで年平均1.9ミリ上昇し、2006年から2018年までは3.7ミリ上昇したということです。
これに対して、韓国沿岸の海面水位の上昇率は1971年から2006年まで年平均2.2ミリと、世界の平均を上回りましたが、2006年から2018年までは3.6ミリと世界並みとなっていました。

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