メニューへ 本文へ
Go Top

韓半島

北韓の飛翔体発射で NSC「強い遺憾」を表明

Write: 2022-01-11 13:21:54Update: 2022-01-12 10:57:39

北韓の飛翔体発射で NSC「強い遺憾」を表明

Photo : YONHAP News

北韓が11日朝、ことしに入って2回目となる飛翔体を発射したことについて、韓国政府は、緊急のNSC=国家安全保障会議の緊急会議を開き、強い遺憾を表明しました。
大統領府青瓦台によりますと、会議の出席者らは、北韓が年初から相次いでミサイル発射を行った意図を分析する一方、情勢の安定が重要な時期に行われた発射について強い遺憾を表明しました。
NSCは、北韓の弾道ミサイル発射を行った5日には懸念を示しただけでしたが、今回は「強い遺憾」という表現を使って非難のレベルを高めました。
会議には、徐薫(ソ・フン)国家安保室長や兪英民(ユ・ヨンミン)大統領秘書室長、鄭義溶(チョン・ウィヨン)外交部長官、李仁栄(イ・イニョン)統一部長官、徐旭(ソ・ウク)国防部長官、朴智元(パク・チウォン)国家情報院長などが出席しました。
これに先立って、韓国軍の合同参謀本部は、11日午前7時27分ごろ、北韓が内陸から韓半島東の海、東海(トンヘ)に向けて弾道ミサイルと見られる飛翔体1発を発射したのを探知したと明らかにしました。
軍によりますと、今回の飛翔体は射程800キロメートル、高度60キロメートル、速度はマッハ10で、5日発射したものより高性能とみられるとしています。
軍は、北韓の更なる発射に備えて、韓米間で緊密な協力のもと、関連の動向を監視しつつ、万全の準備態勢を維持していると明らかにしました。
北韓が飛翔体発射を行ったのは、ことしに入ってすでに2回目です。
とくに2回目の発射は、5日の飛翔体発射をめぐって国連安保理が非公開会合を開催した直後に行われ、北韓が国際社会の動きに反発した可能性もありそうです。
北韓は去年末に開かれた労働党中央委員会の全体会議で「新年も国防力の強化にまい進する」としていました。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >