中央防疫対策本部によりますと、新型コロナウイルスの新たな感染者は、14日午前0時までに4542人が確認され、累計で68万3566人となりました。
新たな感染者は前日より300人以上増え、3日連続で4000人台となっています。
このうち、海外からの入国者の感染は409人と初めて400人を超え、3日連続で過去最多を更新しました。
重症患者は42人減って659人、亡くなった人は49人増えて6259人となりました。
首都圏の重症患者向け病床の使用率は40%を下回っています。
一方、ファイザーの新型コロナウイルスの飲み薬2万1000人分が13日に韓国に到着し、14日から使用が始まりました。
およそ280の薬局と90の医療施設などに配布され、重症化リスクの高い軽症患者と中等症患者、65歳以上や免疫力が低下している患者、在宅治療者や軽症者向け施設の生活治療センターに入所した人に優先的に処方します。
このうち在宅治療者は、非対面での診療で処方が決まれば、保護者が薬局で治療薬を受け取るか、自治体または薬局から患者の自宅に治療薬を配送します。また生活治療センターでは専門の医療スタッフが処方と投薬を行います。