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政治

韓国型パトリオットミサイル「天弓」、UAEに初の輸出

Write: 2022-01-17 10:48:14Update: 2022-01-17 18:35:52

Photo : YONHAP News

中東を歴訪中の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、最初に訪問したアラブ首長国連邦で、韓国型パトリオットミサイル「天弓2」の輸出など両国の国防技術協力に関する覚書の署名式に立ち会いました。
防衛事業庁は16日、アラブ首長国連邦の国防部が、敵の弾道ミサイルを防ぐ韓国の地対空ミサイル「天弓2」の導入を最終的に確定したと明らかにしました。
韓国の迎撃ミサイルシステムを輸出するのは今回が初めてで、契約金額は過去最高の4兆1000億ウォンです。
防衛事業庁によりますと、現地企業のUAE TTIが、「天弓2」のメーカーLIGネクスワン、ハンファシステム、ハンファディフェンスとそれぞれ契約を結んだということです。
「天弓2」は、国防科学研究所が主導して開発した弾道ミサイル防衛用の地対空ミサイルで、発射された敵の弾道ミサイルが、最高高度に到達したあと目標に向かって落下する際に、上空15~40キロで迎撃できるとされています。
おととしの2020年11月に韓国軍に実戦配備され、数回にわたり試験発射を行った結果、100%の命中率を記録しました。
また、韓国とUAEは、兵器の共同開発を行うなどの内容を盛り込んだ「防衛産業および国防技術の中長期協力に関する了解覚書」も結びました。
今回の署名式には、中東歴訪のため現地を訪問している文大統領とムハンマド・ビン・ラーシド・アール・マクトゥーム副大統領兼首相も参加しました。
防衛事業庁とアラブ首長国連邦の国防部は、両国間の戦略的パートナー関係にふさわしい防衛産業協力体系を構築することで一致しました。

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