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韓半島

北韓、平壌飛行場付近からミサイル2発を発射 今年に入って4回目

Write: 2022-01-17 15:02:09Update: 2022-01-17 15:04:04

北韓、平壌飛行場付近からミサイル2発を発射 今年に入って4回目

Photo : YONHAP News

韓国軍の合同参謀本部は、北韓が17日午前8時50分と8時54分ごろ、首都平壌(ピョンヤン)にある順安(スナン)飛行場付近から東海に向けて、短距離弾道ミサイルとみられる飛翔体2発を発射したと明らかにしました。
発射した飛翔体の飛行距離は380キロ、最高高度は42キロ、最高速度はマッハ5前後で、詳細について韓米の情報当局が分析を進めているということです。
韓国軍は、今月14日に北韓の北西部・平安北道(ピョンアンプクト)で鉄道機動ミサイル連隊が行った試験発射と同じように、咸鏡北道(ハムギョンブクド)の花台(ファデ)郡の沖合にあるターゲットに向けてミサイルの発射訓練を行ったとみています。
合同参謀本部の関係者は、今回の短距離弾道ミサイルの発射は、連続発射能力と正確度を向上するための試験発射であると推定されると明らかにしました。
現在合同参謀本部は、追加のミサイル発射に備えて、北韓の動向を追跡監視するとともに、警戒態勢を維持しています。
北韓のミサイル発射は、今月14日に鉄道の車輌から短距離弾道ミサイル2発を発射してから3日ぶりで、ことしに入っては4回目です。
北韓は、今月5日と11日には北部の慈江道(チャガンド)付近から極超音速ミサイルだと主張する弾道ミサイルの試験発射を行い、最終試験に成功したと明らかにしています。
一方、政府は北韓のミサイル発射直後の午前9時50分、大統領府青瓦台の徐薫(ソ・フン)国家安保室長主宰でNSC=国家安全保障会議の緊急会議を開き、「北韓がことしに入って4回も相次いでミサイル発射を行ったのは非常に遺憾だ」と表明しました。
中東を歴訪中の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、国家安保室長を中心に、韓半島情勢の安定的な管理に万全を期すよう指示しました。

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