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政治

韓国・エジプト首脳会談 「K-9」輸出契約の最終妥結向けてともに努力

Write: 2022-01-21 01:50:32Update: 2022-01-21 09:54:11

韓国・エジプト首脳会談 「K-9」輸出契約の最終妥結向けてともに努力

Photo : YONHAP News

エジプトを訪れている文在寅(ムン・ジェイン)大統領は現地時間の20日、シシ大統領と会談し、国防や防衛産業、交通インフラ分野での協力を深める方策について議論しました。 
韓国の大統領がエジプトを訪れたのは、2006年以来16年ぶりで2回目となります。
首脳会談では、国防と防衛産業方面での協力として、韓国製の自走砲「K-9」のエジプトへの輸出が話し合われました。
文大統領は、会談後の共同記者会見で、「両国は、自走砲『K-9』が、エジプトの戦力の増強に大きく役立ち、現地生産や技術協力など、両国が互いに利益を得る代表的な協力事例になるとの認識のもと、交渉の最終的な妥結に向けてともに努力していくことで一致した」と述べました。
このため、文大統領のエジプト訪問期間中に交渉が妥結し、両国が「K-9」の輸出契約を締結できるかに関心が集まっています。
自走砲「K-9」は、韓国の独自技術で開発され、射程距離や発射速度の速さ、機動性などの面で世界最高レベルと評価されています。
文大統領が先月オーストラリアを訪れた際には、1兆900億ウォンに上る「K-9」の供給契約が結ばれています。
交通インフラ関係では、南部ルクソールとアスワンを結ぶ鉄道の現代化事業など、協力を拡大していくことで一致しました。
また両首脳は、貿易経済パートナーシップ共同研究に関するMOU=了解覚書を締結し、「今後の韓国とエジプトのFTA=自由貿易協定締結に向けた土台を築くことができた」と評価しました。
さらに、宇宙、海洋、文化財、人の交流などでも協力を強化することにしました。
文大統領は2030年の国際博覧会(万博)の釜山誘致に向けてエジプトの支持を呼びかけました。

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