韓国国会の朴炳錫(パク・ビョンソク)議長は来月3日から中国を訪れ、4日に開幕する北京冬季オリンピックの開会式に出席します。
国会議長室が25日に明らかにしたところによりますと、朴議長は、今回の中国訪問で、国交正常化30周年を迎える両国の議会の交流拡大について協議し、北京冬季オリンピックに出場する韓国選手団を励ます予定だということです。
朴議長は、オリンピック開会式と習近平国家主席が主催する昼食会にも出席するほか、現地の韓国人と懇談会を開く予定です。
朴議長は、2020年12月にテレビ会議の形で開かれた韓中国会議長会談で中国側から招待を受けて以降、中国訪問に向けて調整を進めてきたということです。
文在寅(ムン・ジェイン)大統領が北京冬季オリンピックに出席しない方針を事実上決めていますが、政府は、国会議長の中国訪問とは別に、政府代表団を派遣するかどうかをめぐり、対応に苦慮しています。