韓国軍の合同参謀本部は27日、北韓が韓半島東の海、東海に向けて未詳の飛翔体を発射したと発表しました。
韓国軍当局は通常、弾道ミサイルを探知すればすぐにメディアに公開していることから、今回も弾道ミサイルの可能性が高いとみられています。
弾道ミサイルの発射は、国連安保理決議違反です。
韓国軍当局は、飛翔体の種類や飛行距離、高度、速度などの分析を急ぐ一方、韓米間の緊密な連携のもと、万全の警戒態勢を維持していると明らかにしました。
北韓のミサイル発射は、今年に入って６回目です。
北韓は、５日から17日までに弾道ミサイルを４回発射しています。
このうち２回の発射について、「極超音速ミサイル」と主張しています。
２日前の25日には巡航ミサイルとみられる２発を発射しています。
アメリカ政府は北韓の度重なる挑発を受けて独自制裁に乗り出しましたが、北韓は武力誇示を続けています。