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経済

米FRBの利上げ示唆 企画財政部次官「影響は限定的」

Write: 2022-01-27 12:38:30Update: 2022-01-27 13:35:25

米FRBの利上げ示唆 企画財政部次官「影響は限定的」

Photo : YONHAP News

アメリカのFRB=連邦準備制度理事会が現地時間の26日、3月の利上げを示唆したことについて、韓国政府は「韓国の金融市場に及ぼす影響は限定的だ」という見方を示しました。 
李億遠(イ・オクウォン)企画財政部第1次官は、ソウル市内で開かれたマクロ経済金融会議で、「アメリカ連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を受けた国際金融市場の反応は、全般的に限定的だった。韓国の金融市場に及ぼす影響も大きくないとみられる」と話しました。
李次官は、「国内外の金融市場の状況を見守りながら、必要に応じて市場を安定させる措置を先どりして取るほか、韓国銀行との政策協調を通じて、国債市場で国債の買い入れなどもタイムリーに行う方針だ」と強調しました。
アメリカのFRB=連邦準備制度理事会は現地時間の26日、連邦公開市場委員会の結果を公表する声明を出し、そのなかで次回3月の金融政策決定会合での利上げを示唆しています。

一方、韓国政府は緊迫するウクライナ情勢をめぐって、速やかな対応のため関係部処による合同の非常対応作業部会を設置する方針です。
李次官は、「ロシアとウクライナは石油や天然ガスだけでなく、アルミニウムなどの非鉄金属、小麦・トウモロコシなどの穀物の主な生産国だ。両国の軍事的緊張がそうした原材料需給への懸念を引き起こしているほか、新型コロナウイルスの影響によるサプライチェーンの混乱、気候変動などの不安要因と重なり、エネルギー、穀物、金属の値上がりがさらに激しくなっている」と話しました。
政府は作業部会で、ウクライナ情勢の影響で需給のひっ迫が懸念される石油備蓄量や、非鉄金属、レアメタル(希少金属)などの在庫状況を点検する方針です。

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