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サイエンス

新型コロナの韓国製ワクチン 近く承認の見通し

Write: 2022-04-27 14:26:05Update: 2022-04-27 14:59:01

新型コロナの韓国製ワクチン 近く承認の見通し

Photo : KBS News

中央防疫対策本部によりますと、新型コロナウイルスの感染者は27日午前0時までに新たに7万6787人が確認されました。 
新たな感染者は減少傾向が続いていますが、防疫当局は秋に再流行するおそれがあるとして、対策に力を入れています。
こうしたなか、SKバイオサイエンスが開発した国産ワクチンは、フェーズ3の臨床試験を成功裏に終え、コロナワクチンの国産化が近く実現する見通しとなりました。
SKバイオサイエンスは25日、新型コロナワクチンの候補物質である「GBP510」がアストラゼネカのワクチン「バックスゼブリア」より免疫効果が高いことを確認したと発表しました。
今週中に安定性試験の結果を確認し、食品医薬品安全処に品目許可を申請するということです。
国民の相当数が新型コロナに感染して自然免疫を獲得しているうえ、ワクチン接種率も高く、ワクチンの需要は高くないとの見方もありますが、新型コロナが季節性の感染症として定着していけば、ワクチンを国内で開発・生産し、適時に接種できる能力、いわゆる「ワクチン主権」を確保するという点で大きな意味があります。
今後、新しい変異株が出現する可能性が指摘されるなか、すでに開発したワクチンのプラットフォームを使えば、変異株に対応するワクチンの開発も容易になります。
一方、政権引き継ぎ委員会は27日、屋外でのマスク着用義務の解除について、「新政権発足後の5月下旬に決定する」と明らかにしました。
また、新型コロナの再流行に備え、今後1か月以内に病床と人材を確保し、重症化のリスクが高い人のための対策を設けるほか、飲み薬101万人分をさらに確保する方針だということです。

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