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経済

軽油がガソリンより高い 14年ぶりに価格逆転

Write: 2022-05-12 00:43:09Update: 2022-05-12 08:23:37

軽油がガソリンより高い 14年ぶりに価格逆転

Photo : YONHAP News

軽油の全国平均価格が14年ぶりにガソリン平均価格を上回りました。 
韓国石油公社が運営する石油製品の価格情報サイトによりますと、11日午後4時の時点で、全国のガソリンスタンドの軽油平均価格は、1リットル当たり1947.6ウォンとなり、ガソリンの平均価格1946.1ウォンを1.5ウォン上回りました。
ガソリン価格は前の日より2.3ウォン上昇したのに対して、軽油は6.1ウォン上昇し、逆転しました。
韓国国内の軽油平均価格がガソリン平均価格を上回ったのは2008年7月以降、14年ぶりです。
軽油は、ロシアとウクライナの戦争による影響で、石油製品の供給が不足し世界的に在庫が減っています。
なかでもヨーロッパは、ロシアによるウクライナ侵攻以来、ロシア産の石油製品に制裁を課していますが、軽油の輸入の60%をロシアに依存しているため、軽油の供給不足に見舞われています。
こうしたなか、韓国政府は軽油価格の高騰に歯止めをかけようと、今月1日から、ガソリンや軽油に課す「油類税」の引き下げ幅を20%から30%に拡大しました。
しかし、ガソリンと軽油に対して同じ割合で「油類税」を引き下げたため、ガソリンの「油類税」はおよそ247ウォン軽減されたのに対して、軽油はおよそ174ウォンしか軽減されず、むしろ価格逆転となりました。
政府は公共交通手段や物流業界の負担を軽減するため、今月から3か月間の期限付きで、バスや営業用貨物車、沿岸貨物船などに対して補助金を支給しています。

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