新型コロナウイルスの感染者は12日午前0時までに、新たに3万5900人あまりが確認されました。
先週の同じ曜日に比べて6000人あまり少なくなっています。
重症患者は354人で、新たな死者は63人でした。
感染者数は減少傾向にはあるものの、保健当局はオミクロン株の流行の第5派が続いているとして、新型コロナワクチンの接種は接種間隔を守りながら続けるよう呼びかけました。
また接種の基準を改め、これまでは感染して回復した人の場合は、隔離が終わればすぐにワクチンの接種を受けられましたが、これからは、感染が確認された日から3か月後に接種を受けることになりました。
一方、オミクロン株の感染力は今後さらに強まるという見方が出ています。
中央防疫対策本部が韓国国内で確認された新型コロナウイルスの変異株の遺伝子情報を分析した結果、オミクロン株は、体内の細胞ともっとも安定的に結合することがわかったということです。
これについて保健当局は、新型コロナウイルスがより感染しやい方向に進化していると説明しています。